内部機器の熱暴走防止、ヒートアイランド対策に。遮熱塗料 サーフクール
サーフクールシリーズは、太陽光の近赤外線(熱線)を効率良く反射させる特殊な材料を使った遮熱塗料です。
屋根や壁面、キャビネットなどに塗装することで温度上昇を抑えるため、内部機器の熱暴走や故障の防止に効果的です。空調による電力消費を抑制し、コスト削減に貢献します。また、歩道や駐車場に塗装すれば、歩行者の暑熱感軽減や、ヒートアイランド対策につながります。
2025年7月17日
揮発性有機化合物(VOC)をほとんど含まない、人と地球環境にやさしい水系の「サーフクールW」が新たに仲間入り。輸送や保管もしやすくなりました。
「NTT-AT、水系の遮熱塗料「サーフクールW」を販売開始」(PR TIMESサイト)
揮発性有機化合物(VOC)をほとんど含まない、人と地球環境にやさしい水系の「サーフクールW」が新たに仲間入り。輸送や保管もしやすくなりました。
「NTT-AT、水系の遮熱塗料「サーフクールW」を販売開始」(PR TIMESサイト)
赤外線を反射し、温度上昇を防ぐ。高反射遮熱塗料「サーフクール」
遮熱塗料のしくみ
サーフクールシリーズは、太陽光の近赤外線領域の光を一般の塗料に比べ高い効率で反射する特殊な材料を配合して、塗面や構造物内の温度上昇が抑制される機能を持った塗料です。
近赤外線は最も物質に吸収されやすく、物質の分子運動に作用し、その結果熱が発生します。その光を吸収させず反射することで、熱の発生を抑制します。
熱対策のための塗料としては、熱伝導を抑える断熱塗料もあります。遮熱と断熱は似ていますが、うまく使い分けないと逆効果になってしまうことも。
サーフクールシリーズは、遮熱と断熱を選べるため、設備の状況に合ったご提案が可能です。
赤外線反射のイメージ

通常の塗料の場合、赤外線が熱に変換され、温度が大きく上昇します。
サーフクールの場合、サーフクールが赤外線を反射するため、温度の上昇を抑制します。
サーフクールの場合、サーフクールが赤外線を反射するため、温度の上昇を抑制します。
金属製ボックスへの適用例

サーフクールS-Ⅱ塗装部分。
サーフクールを塗装したボックスの方が温度が低くなっていることが分かります。
サーフクールを塗装したボックスの方が温度が低くなっていることが分かります。
特徴と比較
特徴
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サーフクールW New! | ||
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主な用途
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金属BOX、屋根など
|
金属、樹脂など | アスファルト、コンクリートなど |
艶
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有り
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有り | 無し |
樹脂系
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アクリルシリコン系樹脂(2液型)
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アクリルシリコン系樹脂(1液型) |
アクリルエマルジョン系樹脂(1液型)
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溶剤
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弱溶剤
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水系(有機溶剤無し) |
水系(有機溶剤無し)
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下塗材 | 専用下塗 | 専用下塗 | 不要(コンクリートには専用シーラー必要 |
色相
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15色
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36色 |
13色
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施工
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ローラ、刷毛、スプレー
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ローラ、刷毛、スプレー |
ローラ、刷毛、スプレー
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塗装面積
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約62m2(15kg缶)
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約66m2(16kg缶) |
約18m2(15kg缶)
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- 作業性に優れる
- 刷毛塗り、ローラー塗り、スプレー塗りに対応しており、塗装物に合わせて使い分けることができます。
- 金属腐食にも強い
- 防食性に優れた専用下塗材を使用しているため、屋外の金属設備にも安心してご利用いただけます。
- 断熱効果を持たせることも可能
-
建物内部の温度を外に逃がしにくくする断熱層を追加し、遮熱と断熱を両立させることが可能です。(詳細はお問い合わせください)
遮熱特性

図 太陽光の波長と、高反射(遮熱)塗料による分光反射率
太陽光に含まれる近赤外線(波長:780~2500nm)は、最も物質に吸収されやすく、物質の分子運動に作用し、その結果熱が発生します。
高反射(遮熱)塗料は、近赤外線を高い効率で反射し、塗膜面の発熱を抑えます。
金属設備や樹脂面の熱対策に: サーフクールS-Ⅱの詳細へ→
引火性の少ない水系品で対策したい: 水系のサーフクールWがおすすめです。お問い合わせフォームへ→
コンクリートやアスファルトの熱対策に: サーフクールRの詳細へ→