
SQPVガラスは、透明ガラスでありながら電気エネルギーを作り出す"未来のガラス"です。発電に加えて遮熱効果もあります。
一般的に、真夏日、冷房の温度設定を1℃高くすると約13%の消費電力が削減できると試算されています*2が、SQPVガラスをビルの窓や壁面に設置することで、発電+遮熱の複合的な効果によってこれまでにない方法で、さらに電力の削減が可能になります。
また、弱い光(低照度)でも発電できるので、室内のさまざまな場所で利用が可能となります。
SQPVとは
SQPVとは、「Solar Quartz Photovoltaic」の略で、二酸化ケイ素をナノレベルに加工した透明型光発電素子です。
SQPVガラスの特徴
見た目は透明ガラスでありながら、電気を創ります。
遮熱効果により空調などのエネルギー消費量を減らします。ヒートアイランド現象の低減にも貢献します。
北面や室内光など弱い光でも発電できるので、電気が必要な"その場所"で電気を創ります。

将来的な適用分野
将来的には、オフィスビル/工場/大型商業施設/大型アミューズメントパークなどの建材、農業分野でのガラスハウス、さらには自動車/電車の車両などのモビリティなど、屋外利用も含めて幅広い用途への適用を想定しています。
SQPVガラスは、現在、発電効率や耐候性など性能面の開発、大量生産に向けた製造開発、応用領域の検討を行っています。さまざまな用途や目的に応じて、お客さまと一緒に活用の形を考えていくことめざしています。

NTTアドバンステクノロジは、再生可能エネルギー創出技術で、脱炭素社会へ向けた省エネルギー化や環境負荷の軽減に取組み、持続可能な社会の実現をめざします。
ビジネスパートナーのご紹介
私達のビジネスパートナーinQs株式会社は、SiO2(二酸化ケイ素)を用いて、見えない光でも発電する技術を開発しました。
その技術により、シリコン太陽電池のウィークポイントだった使用場所に関する制約がなくなったのです。
inQs社は、SQPVを応用したガラスなどの商品開発を進めています。
NTTアドバンステクノロジは、inQs社SQPVガラスを含むSQPV技術を使った商品の国内独占販売権を取得し、新たなビジネス開発を進めてまいります。
その技術により、シリコン太陽電池のウィークポイントだった使用場所に関する制約がなくなったのです。
inQs社は、SQPVを応用したガラスなどの商品開発を進めています。
NTTアドバンステクノロジは、inQs社SQPVガラスを含むSQPV技術を使った商品の国内独占販売権を取得し、新たなビジネス開発を進めてまいります。
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